過去ログ - L「訓練に付いていけません」アルミン「同じく」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/09(木) 23:52:05.38 ID:hhqgU+5cO
L「全く、私達は頭を働かせるのが仕事だと言うのに......そう思いませんか? 」


アルミン「うーん、確かにそうかもしれないけど、エレン達の足手まといにはなりたくないしね。最低限、戦いで生き残れる程の技能を身につけないと」


アルミン「でも、そう言いつつ竜崎も真剣にやってるよね。対人格闘技なんて、サボってる人の方が多いくらいなのに」


L「はい、蹴るのは私の得意分野ですから。アニさんからの指導のお蔭で、よけいに威力が増しましたよ」


L「......本音を言ってしまえば、立体起動でのマイナスを取り返す為、ですがね」


アルミン「素直じゃないね、全く。取り返すもなにも、座学で歴代最高記録を連発してるんだからさ、もっと自信を持った方がいいと思うよ」


L「そういうものですかね? まあ、アルミン君が言うならそれで良しとしましょうか」


アルミン「......ところでさ、ずっと気になってたんだけど、一体どうやったらそんなに猫背になっちゃうの? そんなに前屈みになるような事も無いような......」


L「はて......どうだったのでしょう? 私、以前の記憶が曖昧なものでして」


アルミン「......」


L「少なくとも、今は猫背の方が落ち着きますね」


アルミン「......教官にあれだけ言われても直さないのは、ある意味勇者だよ」


アルミン「流石に三日連続走り通しは大変だったんじゃないの? 食事も制限されたみたいだったし」


L「まあ、結局根比べは私に軍配が上がりましたからね。今となればいい思い出です」


L「それに、私にはこれがありましたから。知ってます? この植物の方が、支給されている食事よりもエネルギーを得られることを」


アルミン「え......そんな雑草が? 」


L「はい。一口いかがですか」


アルミン「そ、それじゃあ......えっ、甘! 」


L「ここらの土地は痩せていますからね。大方、生き残る為に必死に溜め込んだのでしょう。ただの雑草と馬鹿にしてはいけません」


L「......他の人には秘密ですよ。サシャさんに知られたらお終いですから」


アルミン「......うん、僕もそう思う」

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