過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 00:43:56.30 ID:Dgfk4HX70
恭介「もうお嫁に行けない……」
恭介の体は、思っていたより自分一人では何もできない状態にあるらしかった。
人によっては全然そんなことはない、むしろ軽いなんて言う人もいるだろうけど、あたしにとっては違う。
本当に何も出来ない子猫ちゃん状態だったんだから。
さやか「分かるよ、さやかの気持ち……初めての時は、なんで自分はこんなこともできないんだろうって嫌になるよね」
恭介「そうそれ!なんであたしが、ってなるよね!」
さやか「ははっ、僕も慣れるまでは時間がかかったなあ」
共通の悩みを言うことが出来たからか、少しだけ気持ちが軽くなった。
悩ましいことはいっぱいあるけど、今はこれだけでも十分だ。
恭介「それより、なんで制服で来たのよ?」
さやか「いや、あんまりさやかのクローゼットとか開けるのは悪いかなって思って……着こなし方とか分かんないし」
恭介「なるほど、制服なら大丈夫ってことね」
さやか「まあね。さやかのおばさんには風邪って言ったら結構すぐ信じてくれたよ。昨日ちょっと変だったからかもしれないけど」
恭介「母さんってたまーに勘がいいからねー。気を付けなよ」
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