過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 11:51:02.15 ID:Dgfk4HX70
恭介「それから……」
さやか「ん?」
恭介「ごめん、やっぱなんでもない」
さやか「なんだよ、気になるじゃないか。少しでも疑われないためにも、情報は欲しいんだけど」
恭介「……少し前に、先輩と仲良くなったの。巴マミっていう人。あたしとまどかだけなんだけどね、マミさんって呼んでた」
知らなかった。
転校生のこともだけど、学校のことはよく話してくれてたさやかが、この二人については今まで口にしたことがなかった。
だから、さっきも僕は驚いていた。
恭介「その人、ちょっと訳あって居なくなっちゃって……だから、まどかの前であんまりマミさんのことは言わないであげて
聞かれても、できるだけ何も言わないようにした方がいいと思う。きっと、ううん、絶対悲しませるから」
さやか「巴マミさん、か。分かった、あまり言わないようにするよ」
それにしても、さやかが先輩と知り合いになることがあるなんて、珍しいものだ。
さやかは部活に入っていない所謂帰宅部だから、先輩と係わる機会なんてほとんどないはずなのに。
さやか「その人とは、どうして知り合ったの?」
恭介「っ……えっと、なんていうか……そう!落し物!!拾ってもらって、そっから仲良くなったの!」
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