過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 15:47:24.15 ID:Dgfk4HX70
なんて説明すればいいの……
いや待って、それよりあたしは確認しなきゃならないことがある。
恭介「ねえキュゥべえ、今のあたしって契約できるの?」
もしできるのなら、この状況を脱することが出来るかもしれない。
腕を治すか、元に戻すか、あるいは二つとも叶えられる願いがあるかもしれない。
ところが、キュゥべえが付き付けるのは残酷な事実。
キュゥべえ『残念だけどさやか、今の君は契約することが出来ない』
恭介「なんでよ!?あたしが、恭介の体だから!?」
キュゥべえ『そもそも人と人の魂が入れ替わるだなんて前例、未だかつて存在した事が無い。
それなのに、僕達が魔法少女の契約を行ってしまうと、どのような副作用が起こるか分からないんだ』
恭介「副作用って何よ」
キュゥべえ『例えば魂と体の波長が合わずどちらかが壊れてしまう可能性が起こり得る。あるいは、魂を取り出した瞬間機能しなくなる可能性』
他にも、とキュゥべえはツラツラとあらゆる可能性を述べていく。
理由はともかく、今のあたしは契約することが出来ないんだ。
だったら、今のあたしには何が出来るの?
キュゥべえ『悪いけどさやか、君を魔法少女にすることは今の僕には無理だ。なんなら、まどかに頼んで元の体に戻してもらうというのはどうだい?
そうすればさやかは願い事を叶えて魔法少女になることが出来る。僕としてはそのほうがいいと思うけどね』
まどかに相談、か。
どうせ不審に思われてるなら、それもいいかもしれない。
でも――
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