6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:32:26.99 ID:M/5y/PLno
決めたのは自分の意志だ。
後悔がないと言ったら嘘になるけど、決定に責任ぐらい持ちたいと思う。
ジャズ研の子に会うと感じるこのチクッとした痛みも、私にとっては必要なものなんだ。
申し訳ないのは、軽音部が楽しすぎること。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:33:21.91 ID:M/5y/PLno
スミーレについてもう少し話しておこう。
彼女は紬先輩から密命を帯びて軽音部にやってきた。
任務はティーセットの回収。
けど、任務というのは嘘で、軽音部にスミーレを入部させるための策略だったそうだ。
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2013/05/11(土) 23:36:03.26 ID:M/5y/PLno
そうだ。直につても話そう。
奥田直。
ちょっとぶっきらぼうな喋り方をする子で、ジャズ研だったら言葉遣いを注意されてたと思う。
そういう意味で、軽音部は直に合ってる。
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2013/05/11(土) 23:37:07.45 ID:M/5y/PLno
例えば、こんなことを考える時がある。
私が軽音部に入らなかったらどうなったんだろう?
梓、憂、スミーレ、直。
4人いるから廃部にはならない。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:41:08.43 ID:M/5y/PLno
それに憂と梓だけだと部活として上手く機能しなかった気がする。
憂は少し優しすぎるから。
私みたいなちょっと強引なヤツがいたほうが、きっと良かった。
自分を正当化してしまうけど、あながち間違ってもいないと思う。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:41:49.36 ID:M/5y/PLno
◇◇◇
曲が完成するのが遅かったせいもある。
スミーレが楽器初心者だったせいもある。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:42:25.63 ID:M/5y/PLno
ジャズ研OB「あれ、純じゃないか」
純「先輩!」
ジャズ研OB「やっぱり。変わってないね」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:43:22.83 ID:M/5y/PLno
先輩は、ショートカットでちょっとボーイッシュ人。
同じベースということもあり、部活では随分お世話になった先輩だ。
バレンタインにチョコを贈ったこともある。
恋愛感情はなかった……と思う。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:43:51.34 ID:M/5y/PLno
ジャズ研OB「謝ることないって」
純「あはは、そうですか?」
ジャズ研OB「後悔してないんだろ?」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:44:36.84 ID:M/5y/PLno
◇◇◇
ジャズ研OB「なるほどね。その梓って子のために軽音部に入ったんだ」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/11(土) 23:45:10.61 ID:M/5y/PLno
純「私…」
ジャズ研OB「なんだい」
純「どうすればよかったんだろう」
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