過去ログ - 土御門「今度こそ…カミやんを守ってみせる」
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◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:16:23.18 ID:WedfLLRB0
そう言うと、神裂は少し目線が下がった。ステイルはいつものまま無表情。
「今あいつがどんな状況にあるか知っているか?」
「いつもの通り怪我をして入院しているだけだろう。怪我の回復次第、次の仕事を…」
以下略
39
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:19:14.04 ID:WedfLLRB0
土御門はステイルに近づき、胸ぐらをつかむ。
「あいつは!これ以上無茶をしたら死んでしまうほどボロボロなんだよ!」
「どういう…事だ…」
以下略
40
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:21:53.94 ID:WedfLLRB0
そこにステイルが横やりを入れる。
「馬鹿馬鹿しい」
「上条当麻が女になった事などどうでもいい、それより『幻想殺し』はちゃんと機能しているのか?」
以下略
41
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:22:31.67 ID:WedfLLRB0
次の日、土御門元春は学校の担任、月詠小萌の所を訪ねていた。
「土御門ちゃんが家にくるなんて珍しいですねー。何かあったんですかー?」
小萌は来客用にコーヒーを入れながら聞いてくる。
以下略
42
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:23:40.38 ID:WedfLLRB0
土御門は今までの事を全て話した。
魔術の事、今までの欠席の理由、そして今現在記憶を失い、性別が変わってしまっている事。
聞いている小萌は何度か信じられないといった表情をしていたが、最後まで黙って聞いていた。
以下略
43
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:25:56.50 ID:WedfLLRB0
「はい、本当です」
「え、でも…何で…」
「生徒たちの言葉を信じるのが先生の役割ですよ」
以下略
44
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:27:00.41 ID:WedfLLRB0
病院に着いた土御門と小萌はまず先に上条の病室へと急いだ。
「いいですか先生、驚かないでくださいよ」
「はい」
以下略
45
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:28:59.74 ID:WedfLLRB0
数分後、土御門がノックをすると小さく返事が返ってくる。
あんなことがあった手前、入りづらい、がそんなことも言ってられないので、意を決して入る。
「か、カミやん?」
以下略
46
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:30:04.73 ID:WedfLLRB0
上条が土御門に視線を向ける。
「カミやん、噓じゃない、この人は俺らのクラスの担任の先生だ」
「月詠小萌です。よろしくお願いします」
以下略
47
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:31:35.77 ID:WedfLLRB0
「それでですね上条ちゃん、あとどの位で退院できますか?」
「あ、えっと検査で何も異常がなかったらあと一週間ぐらいで出来るって言われました」
「そうですかー、じゃあ一週間後、うちの学校の教室でまた会いましょう」
以下略
48
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:41:08.39 ID:WedfLLRB0
小萌は病室を出る。そこには土御門も一緒だ。
「先生…」
「噓じゃないみたいですね…ちょっと寂しいです」
以下略
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