過去ログ - 土御門「今度こそ…カミやんを守ってみせる」
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563: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:26:53.36 ID:C4SS1R+W0
それと同時期、学校の屋上には土御門元春と、前方のヴェントの姿があった。

「お前はどう見る?ヴェント」

「そうだね、どうにも分からない事が多いってとこか」
以下略



564: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:27:54.28 ID:C4SS1R+W0
場面は変わって上条当麻。彼女は今、土御門が帰ってくる事を心待ちにしている。

能力が発現した事をいち早く彼に伝えたかったのだ。けれど中々彼が帰ってくる様子は無い。

昼の時間も終わりに近づいてきた時、ようやく彼は帰ってきた。
以下略



565: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:28:34.80 ID:C4SS1R+W0
放課後、屋上には二人の男女の姿。

「大事な話って…なに?」

静かな空気の中、上条が先ずは口を開く。
以下略



566: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:29:12.86 ID:C4SS1R+W0





以下略



567: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:30:03.10 ID:C4SS1R+W0
「それって…どういう…」

「そのままの意味だ…。カミやん、いや、上条当麻。俺と、恋人になってくれ」

「…」
以下略



568: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:30:49.07 ID:C4SS1R+W0
「カミやん…?」

何も言わない上条に土御門が問いかける。その言葉には、色があった。

ああ、そうか。何故嬉しくないのか、何故何も感じないのか。
以下略



569: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:31:21.99 ID:C4SS1R+W0





以下略



570: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:32:45.10 ID:C4SS1R+W0
「っ!?」

土御門は驚愕する。俯いていた顔を上げた上条の顔には涙が浮かんでいた。
そこで土御門は動揺する。

以下略



571: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:34:03.78 ID:C4SS1R+W0
「はぁっ…はぁっ…」

廊下を走る上条の姿。幸い、校舎の中には殆ど生徒も残っておらず、誰かにぶつかるという事もそうそう無い。

しかし、やはり廊下の角など、死角はあるわけで、そのまま走るのは結構危険なのである。
以下略



572: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:34:43.76 ID:C4SS1R+W0
土御門はその場に立ち尽くしていた。

先程の、上条の泣いていた、悲しそうな表情が頭から離れない。

そうしている内に、先程上条とすれ違った青髪ピアスが屋上に来た。
以下略



573: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:36:24.02 ID:C4SS1R+W0
土御門はさっき屋上での会話を全て話した。それを青髪ピアスは何も言わず、聞いていた。

「これで満足か…」

「ああ、満足や。つっちー、ちょっとこっち向き」
以下略



574: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:42:35.11 ID:C4SS1R+W0
「カミやんが泣くのも当たり前や。そんなんで告白されても嬉しくも何ともないからな。ええか?告白っちゅーのは、女の子にとって大切なイベントなんや。好きな人と恋人になるために、めっちゃ勇気が必要になることなんや。それを、そんな簡単に、そんないい加減に告白したらダメやろ」

「じゃあ、俺はどうすれば良かったんだ…」

「…自分で考えや。守るだけなら他にも方法はあったはずや。どうしてつっちーは告白という手段を選んだのか。しっかり考えな」
以下略



575: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:44:08.83 ID:C4SS1R+W0
「どうしたー?今日は元気無いなー」

その日の夜。学生寮のとある一部屋に、土御門元春と、その妹土御門舞夏の二人がいた。

「…」
以下略



576: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:46:14.55 ID:C4SS1R+W0
土御門は、青髪ピアスに話した事を、そのまま話す。

舞夏も青髪ピアス同様、話が終わるまで何も言わず、じっと聞いていた。

「…これで全部なのか?」
以下略



577: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:47:03.89 ID:C4SS1R+W0





以下略



578: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:55:43.93 ID:C4SS1R+W0
次回予告


「…土御門さんの、バカ」
       ー記憶を失い、女性となった元英雄・上条当麻ー
以下略



579: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:57:23.70 ID:C4SS1R+W0
というわけで今日の分終わりです。

あー、もうホントすいません。時間かけて書いたのがこんな低クオリティ…

それでも完結までは頑張るので、よろしくお願いします。


580:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/27(木) 01:08:35.98 ID:r7J51nJs0
乙ー!
来てくれてよかった!完結目指して頑張ってください。


581:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/27(木) 01:28:28.33 ID:vozJHC3q0
乙です!
そろそろスレタイ回収が近づいてるのかな?


582:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/27(木) 01:34:09.29 ID:OZAmFTOro
追いついてないけど乙!


583:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/27(木) 23:56:16.61 ID:BI6IBAWbO

来てくれたのか、感謝。
ヴェントさん学生になったら魔術使えないんじゃ……

ちと細かいけどたしか姫神は読点が全部句点になったはず。早い話が点(、)が全部丸(。)になる


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