過去ログ - 土御門「今度こそ…カミやんを守ってみせる」
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567: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:30:03.10 ID:C4SS1R+W0
「それって…どういう…」

「そのままの意味だ…。カミやん、いや、上条当麻。俺と、恋人になってくれ」

「…」
以下略



568: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:30:49.07 ID:C4SS1R+W0
「カミやん…?」

何も言わない上条に土御門が問いかける。その言葉には、色があった。

ああ、そうか。何故嬉しくないのか、何故何も感じないのか。
以下略



569: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:31:21.99 ID:C4SS1R+W0





以下略



570: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:32:45.10 ID:C4SS1R+W0
「っ!?」

土御門は驚愕する。俯いていた顔を上げた上条の顔には涙が浮かんでいた。
そこで土御門は動揺する。

以下略



571: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:34:03.78 ID:C4SS1R+W0
「はぁっ…はぁっ…」

廊下を走る上条の姿。幸い、校舎の中には殆ど生徒も残っておらず、誰かにぶつかるという事もそうそう無い。

しかし、やはり廊下の角など、死角はあるわけで、そのまま走るのは結構危険なのである。
以下略



572: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:34:43.76 ID:C4SS1R+W0
土御門はその場に立ち尽くしていた。

先程の、上条の泣いていた、悲しそうな表情が頭から離れない。

そうしている内に、先程上条とすれ違った青髪ピアスが屋上に来た。
以下略



573: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:36:24.02 ID:C4SS1R+W0
土御門はさっき屋上での会話を全て話した。それを青髪ピアスは何も言わず、聞いていた。

「これで満足か…」

「ああ、満足や。つっちー、ちょっとこっち向き」
以下略



574: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:42:35.11 ID:C4SS1R+W0
「カミやんが泣くのも当たり前や。そんなんで告白されても嬉しくも何ともないからな。ええか?告白っちゅーのは、女の子にとって大切なイベントなんや。好きな人と恋人になるために、めっちゃ勇気が必要になることなんや。それを、そんな簡単に、そんないい加減に告白したらダメやろ」

「じゃあ、俺はどうすれば良かったんだ…」

「…自分で考えや。守るだけなら他にも方法はあったはずや。どうしてつっちーは告白という手段を選んだのか。しっかり考えな」
以下略



575: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:44:08.83 ID:C4SS1R+W0
「どうしたー?今日は元気無いなー」

その日の夜。学生寮のとある一部屋に、土御門元春と、その妹土御門舞夏の二人がいた。

「…」
以下略



576: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2014/03/27(木) 00:46:14.55 ID:C4SS1R+W0
土御門は、青髪ピアスに話した事を、そのまま話す。

舞夏も青髪ピアス同様、話が終わるまで何も言わず、じっと聞いていた。

「…これで全部なのか?」
以下略



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