過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:16:47.45 ID:umtb6G240
月火「あーもう!」
顔を湯船に沈める。 いい案が出てこない。
勿論、お兄ちゃんに直接聞くなんて愚直な選択肢はあり得ない。 当人に気付かれず、悩みを解決しなくては意味が無いんだから。
以下略
38
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:17:20.95 ID:umtb6G240
月火「ううううう」
ぶくぶくぶくと。 湯船に泡が出来る。
月火「ううう」
以下略
39
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:18:37.41 ID:umtb6G240
そんな事を一人でやっている時、ガラガラとドアが開かれる。
火憐「よ、月火ちゃん」
月火「あ、火憐ちゃん。 いらっしゃい」
以下略
40
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:19:13.76 ID:umtb6G240
月火「うん。 そだね」
湯船に浸かりながら、火憐ちゃんへ向けて。
月火「ねえ、火憐ちゃん」
以下略
41
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:19:55.22 ID:umtb6G240
月火「やっぱそうだよね。 私達、どうすれば良いんだろ」
火憐「あたしは月火ちゃんみたいに、頭の回転が良くないからなぁ。 正直、月火ちゃん頼みにしてる部分もあるよ」
月火「うう。 責任重大だ」
以下略
42
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:20:26.84 ID:umtb6G240
火憐「もしも悪い奴がいるなら、ぶっ飛ばす! 月火ちゃんの邪魔をする奴もな」
そんな事を言いながら、火憐ちゃんは私に拳を向ける。
格好良いなぁ。 火憐ちゃんは。
以下略
43
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:21:05.05 ID:umtb6G240
やがて、火憐ちゃんも体を洗い終わり、私が入っている湯船へと入る。
火憐「ごめんな、力になれなくて」
そんな事を言いながら、私の頭をぽんぽんと撫でる火憐ちゃん。
以下略
44
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:21:31.33 ID:umtb6G240
火憐「そう言われると、なんか照れ臭いな」
月火「火憐ちゃんが居なかったら、私は駄目だし」
火憐「月火ちゃんが居なかったら、あたしは駄目だしな」
以下略
45
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:22:30.89 ID:umtb6G240
月火「よし、なんかやる気出てきた!」
お兄ちゃんの為だけじゃない。 火憐ちゃんの為にも、私が何とかしないと。
そうだよね。 まだまだ作戦は始まったばかりなのだから、こんな序盤の序盤、RPGでいうと最初のスライムで投げ出す様な物だ。
以下略
46
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:22:59.76 ID:umtb6G240
火憐「ところで、月火ちゃんはさ」
月火「ほい?」
火憐「兄ちゃんの事、好きか?」
以下略
47
:
◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/16(木) 13:23:39.51 ID:umtb6G240
月火「な、ななななにを言ってるのさ。 火憐ちゃん!」
火憐「お、落ち着けよ月火ちゃん。 別に変な意味じゃないから!」
月火「って、言われてもさぁ。 いきなりさぁ!」
以下略
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