過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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43: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:21:05.05 ID:umtb6G240
やがて、火憐ちゃんも体を洗い終わり、私が入っている湯船へと入る。

火憐「ごめんな、力になれなくて」

そんな事を言いながら、私の頭をぽんぽんと撫でる火憐ちゃん。
以下略



44: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:21:31.33 ID:umtb6G240
火憐「そう言われると、なんか照れ臭いな」

月火「火憐ちゃんが居なかったら、私は駄目だし」

火憐「月火ちゃんが居なかったら、あたしは駄目だしな」
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45: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:22:30.89 ID:umtb6G240
月火「よし、なんかやる気出てきた!」

お兄ちゃんの為だけじゃない。 火憐ちゃんの為にも、私が何とかしないと。

そうだよね。 まだまだ作戦は始まったばかりなのだから、こんな序盤の序盤、RPGでいうと最初のスライムで投げ出す様な物だ。
以下略



46: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:22:59.76 ID:umtb6G240
火憐「ところで、月火ちゃんはさ」

月火「ほい?」

火憐「兄ちゃんの事、好きか?」
以下略



47: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:23:39.51 ID:umtb6G240
月火「な、ななななにを言ってるのさ。 火憐ちゃん!」

火憐「お、落ち着けよ月火ちゃん。 別に変な意味じゃないから!」

月火「って、言われてもさぁ。 いきなりさぁ!」
以下略



48: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:24:05.60 ID:umtb6G240
うう。

月火「……そりゃ」

月火「どっちかって言うと」
以下略



49: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:25:03.52 ID:umtb6G240
火憐「分かってるよ。 言わない言わない」

月火「ほんとに?」

火憐「ほんとほんと。 でもあたしは好きだって事言っちゃうぜ?」
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50: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:25:29.53 ID:umtb6G240
月火「良いんだよ! だからちゃっちゃ伝えちゃえば良いよ」

一応、勘違いが無いように。

私と火憐ちゃんが話しているのは、あくまでも家族として、兄弟として好きか? と言う事です。
以下略



51: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:26:03.53 ID:umtb6G240
火憐「そっか。 後悔するなよー」

月火「……しないって」

火憐「そっかそっか、後悔しないかぁ」
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52: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:26:42.40 ID:umtb6G240
もう。

やっぱり、どう足掻いても火憐ちゃんは私のお姉ちゃんで、それは変わらない。

どうにも、火憐ちゃんとお兄ちゃんだけには勝てそうに無いなぁ。
以下略



53: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:27:08.54 ID:umtb6G240
月火「よし!」

自分の頬をぱちんと叩き、気合いを入れる。

火憐「お? どうした月火ちゃん。 兄ちゃんに告白する気になったか?」
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