過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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913: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:45:37.14 ID:f/UYkWEU0
変に現実味がある夢だった所為で、翌朝起きた時は随分と動揺した物だ。 妹達にもかなり不審がられたし。

かと言って「いやぁ、実はかくがくしかじかで」なんて説明をしたら、僕は今頃息をしていないだろうけど。

本当に、もう二度とあんな夢は見たくない。 朝はかなり落ち込んだ物だ。
以下略



914: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:46:02.30 ID:f/UYkWEU0
どうにも勉強って気分にならない。 これもあれも全てあの夢の所為だ。 馬鹿にしやがって……くそ。

なんとなく、夢に対して怒ってみたのだけども、謝罪の言葉がある訳無かった。

火憐「兄ちゃん、入るぜー」
以下略



915: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:46:31.51 ID:f/UYkWEU0
暦「んだよ、二人揃って。 用事か?」

火憐「用事というか、意見というか。 そんな感じ」

月火「むしろお兄ちゃんの意見を聞きに来たって感じだよ。 暇でしょ?」
以下略



916: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:46:58.69 ID:f/UYkWEU0
火憐「なあ兄ちゃん」

月火「ねえお兄ちゃん」

二人は息を合わせて、言う。
以下略



917: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:47:53.90 ID:f/UYkWEU0
僕が忍に土下座をして、実際に起こったのはキスだけで、一線は越えていないという事を教えて貰うのは、もう少し後の話だ。

その時点で大分一線を越えてしまった気しかしないけども。

教えてもらったのは、後の話。
以下略



918: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:48:19.74 ID:f/UYkWEU0
そう、それは確か『夢の話』だった。

火憐が魅せられた……いや『魅せられてしまった夢』と、月火が『夢見た夢』の話。

この時はまだ何も知らなかったけども。
以下略



919: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:48:48.26 ID:f/UYkWEU0
夢を見て、魅せられて、逆転した火憐と。

夢を見て、見てしまって、儚い夢だった月火。

いや、今はまだその話はしないでおこう。 また時間がある時にでもという事で。
以下略



920: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:49:20.29 ID:f/UYkWEU0
以上で短編全て終了となります。

長らくお付き合い頂きありがとうございました。


921:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/29(水) 13:51:08.55 ID:EHeJGeVB0
続編あんの?!


922:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/05/29(水) 13:53:33.92 ID:TTHJDWkyo
おつおつ

続編あるならまじで期待する


923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/29(水) 13:59:33.76 ID:2KlVXnyqo
乙したー

すげぇモンを読ませて貰った・・・
続編が有るならば期待して待っとります


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