過去ログ - 初音ミク「マスターの長い夏休み」
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225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 17:45:31.25 ID:d1SgmHNO0
テト「確かに……」
ルカ「裏側の窓を割って入りましょ」
テト「う、うん」
226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 17:51:59.01 ID:d1SgmHNO0
二人はミクを抱きかかえ、裏に回る
俺たちは市民プールに向かう途中でネルとハクに会い、行動を共にしていた
「間違いない、ルカとミク。それに赤い髪した奴がスレ主か?」
227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 17:58:03.32 ID:d1SgmHNO0
ミク「ここどこ? 暗いよ。誰かいないの!?」
テト「ボクがここにいるお」
ミク「テトさんの声!! ここはどこ? 早くこの縄をほどいて!! 暗いし何が何だかわからないよ」
228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:04:01.19 ID:d1SgmHNO0
ルカ「やった……」
テト「やったー!!」
229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:10:31.17 ID:d1SgmHNO0
ルカ達の姿は暗いため良く見えず、どの辺にいるのかよくわからなかった。
ただ声の聞こえてきた方向から見ても俺たちがいる場所よりかなり離れていると感じられた。
「くそっ、ミク待ってろ」
230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:13:33.78 ID:d1SgmHNO0
ミク(暗いよ。何も見えない水底ってこんなにも怖いものなんて知らなかった)
ミク(このままずっと水の中にいるのかな。縛られていて動けないし、浮いてもこない)
ミク(……怖いよ、怖い!! 嫌だよ。誰か助けて!!)
231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:16:00.11 ID:d1SgmHNO0
ミク(誰か来る…… こんな暗闇の中……)
彼女はその大きな腕の中に囲まれ、その人と一緒に水上へと浮かび上がった
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:23:39.24 ID:d1SgmHNO0
二人はテトとルカの近くの陸地部分に上がり、ミクの縄をほどく
ミク「なんでマスターの前から飛び出したのにここまで来てくれたの? こんな勝手なボーカロイドなんて失格だよ。私マスターのそばにいられないよ。ごめんなさい」
「謝るのはこっちのほうだ。留守番させておいてあんな状態見せられたら裏切られたと思うのは自然。ミクに絶望を与えてしまってここまで追い詰められたのは俺の責任だ」
233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:26:18.43 ID:d1SgmHNO0
テト「……」
ルカ「テト?」
テト「君は実にバカだな。ボクは別にルカの味方をするなんて一言も言ってないお」
234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:35:32.28 ID:d1SgmHNO0
今日はこの辺にしといてやんよ
初めての長編だから長く感じるなぁ
235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ [sage]]
2013/06/19(水) 18:45:46.66 ID:NLSvVjkv0
乙
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