過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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162:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/06/22(土) 01:33:18.02 ID:NckjQtes0
>>161

「強力なプロテクトが掛かっていて現在鋭意解体中です。
しかし、恐るべき精度でチラッと一瞬でも判別した上にタイムラグを無くすために使われている
プログラムの性能と言い使用されているスパコンの規模と言い、
明らかにジャッジメントのセクタ単位の権限を越えています。
非常に犯罪の匂いがするレベルなのですが、
一体何をやって誰を怒らせたらこんな事になるんですかっ?」

「来たっ!」

足音を聞いて和美が叫ぶ。

「あの花飾りだ」

建物の角の壁に張り付いた千雨が小太郎に言う。

「あいつのPDAなんとか出来るか?」
「分かった」

小太郎が駆け出す。

「防犯カメラが見付けた先からあの花飾りのPDAに送られてるって寸法だろうな。
機械的に示されるこっちの居所の座標に合わせて電撃までぶち込んで来てるって事だ」
「いや」

そこで、楓は意を唱えた。

「おおよそ合っているとは思うでござるが、拙者の見た所、
あの韋駄天娘、夏美殿が隠したこちらの居所を自身で把握していたでござる。
あれは、人間が把握して微調整した動きでござった」

「何だそりゃ…バックにハイテクチームがいて、
割り出したデータを花飾りに送ってるんだろうが…」
「よっ」

まずひとっ飛びして美琴の電撃を交わしてから、小太郎はひらりと初春の側に着地する。

「とっ!」

そこにすかさず飛んでくる電撃も、これは交わしたのだが、


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