過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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40:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/05/23(木) 22:30:59.73 ID:KEsJEL6Z0
>>39
ありがとうございます。

それでは今回の投下、入ります。

>>37

 ×     ×

「ええいっ!」

メアリエが固形化した水の障害物をふるい、まとわりつく小動物を強引に振り払う。
次の行動に移ろうとした時、突如、足下が頼りなくなった。

「!?」

ウンディーネの使役により臨時の噴水となり、そしてメアリエがその上に乗る事が許されていた、
池の水にもたらされていたそれらの効果が突如として解除され、
只の水と化して崩壊する噴水に自分の体が沈んでいる事をメアリエは理解する。
何とか水から顔を出したメアリエは状況を理解する。

「スペル・インターセプト!?」

ビルの屋上で事態に振り回されていたジェーンも又、
自分の感想について語彙を間違えていない筈だと思い直す。

「空を、跳んでる!?」

突如現れたノッポの妨害者は、ジェーンの扇子から吹き荒れる突風を交わしながら、
丸でそこに足場がある様にジェーンの周囲で空を「跳んで」いた。

「くっ!」

とっさに下から突風に乗ってジェーンも又飛び上がり、
その下でぐるぐるとぐろを巻いている鎖から逃れる。

「ええいっ!」

その途端、目の前ににっくき妨害者の糸の様な目が姿を現した、
かと思ったらその姿は即座に消滅する。
ハッとしたジェーンが振り返りざまに扇子をふるい、
飛来していた手裏剣を遥か彼方に吹き飛ばす。その視界の先には既に手裏剣の元の持ち主の姿は無い。


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