過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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778:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/09/21(土) 14:50:58.95 ID:5PbKEfc20
>>777

「あ、ああ…」
「ご協力おおきにぃ♪」
「あああぁーーーーーっっっっっ!!!」
「あはっ♪」

端から見ると、猛烈な勢いで突き出され、振り回される槍の先に月詠が現れては消えている。

「そこお、っ!…」

穂先は、月詠の残像を貫き、材木の山に深々と突き刺さる。

「ごふっ!」

そして、月詠の肘が五和の水月を直撃し、五和が吹き飛ばされる。

「あ、はい、はい、はい、はいっ!」

ぱんぱんぱんぱーんと炸裂する月詠の蹴りの中心で五和の体が空中静止する。

「はい、お疲れさん。
ほな隠れ耶○のロンギヌスに相応しく、でもトドメの槍は勘弁して差し上げますわ」

月詠の放った札が爆発し、
三体の一反木綿が五和の全身を当分生存に支障無き程度にギリギリ締め付ける。
後ろ手に縛られてギチギチに締め付けられた胴体をぐいっと反らされ、
両脚が上向く様に浮遊する。

「………う………あああああっ!!」
「ふんっ」

震える全身を叱咤し、斬り込んで来た浦上が同時に動いた対馬と共に
小太刀の一振りに吹き飛ばされる。
その間に、五和の体が爆発に包まれ、どさっと地面に着地する。

「………あ………ぐ………」
「もう無理だ、休んでろ………テメェ、いい加減にするのよな………」

地面で全身を軋ませる五和に上着が投げ付けられる。
ゾクゾクする様な殺気に当てられ、月詠はにいっと笑みを浮かべた。

今回はここまでです。続きは折を見て。


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