過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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791:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/09/24(火) 15:08:29.76 ID:A2aazpEp0
>>790

「うふ、うふふ、うふふふふふふ、ええ加減、斬る斬る斬る斬る斬る………
この、この溢れる想い、芯から沸き起こる体の疼き、
収まらん、収まらん収まらん、
あんさんら役者不足や、ホンマの、ホンマの剣と太刀おうて、
そうせぇへんと収まらんのやあああっっっっっ!!!」

槍を構えていた五和がすいっと身を交わし、
そこを通り過ぎてキラーンと遠景になった月詠が程無く戻って来て
思い切り跳躍して角材の山を一刀両断にする。

「あああああーーーーーーっっっっっ!!!」

急ぐのは一方的に月詠の都合であり、天草式としては足止めが適えばそれでいい。
天草式自体最早満身創痍の状態であり、
このまま状況を維持し持久戦に持ち込めば危険は薄い。

「悪りぃな」

それでも、建宮斎字は、月詠にじりっと向き合う。
彼は天草式十字凄教教皇代理、彼ら彼女達は天草式十字凄教教。

「うちのメインディッシュは最高級品なんだ」
「おおおおお…」

横殴りの刃が、クワガタヘヤーの一部を削る。

「テメェみてぇなゲスが喰ったら、腹ぁ壊すのよな」

彼は天草式十字凄教教皇代理、彼ら彼女達は天草式十字凄教教。
故に、救いの手を差し伸べ、終わらせる。

「お、お…」
「雑魚も悪くねぇぜ、前菜で我慢しとけ」

相手の勢いをそのままに、月詠の水月にその拳を叩き込んだ右手を振りながら、
建宮がその場を離れた。


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