過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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809:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/09/26(木) 15:35:08.39 ID:ry1F75cU0
>>808

「距離を取って足止めが出来るのは私しかいませんから」
「発火能力か…利用させてもらうぜ」
「どうぞ。ご利用は計画的に」
「そうかい。じゃあ、伏せろっ!!」

ざざざざっと追い付いて、そのまま胴体にドンドンドンと原子崩しを撃ち込まれたヒュドラが
どぷっどぷっと出血しながら絶叫してのたうち回る。

「餞別だっ!」
「メイプル・ネイプル・アラモード…」

 ×     ×

「何ですってっ!?」

通路を抜け、吹き抜けの壁際に張り出した鉄柵つきのフロアに出た所で、
刹那は麦野から短く事情を聞き叫び声を上げる。

「待てこらっ!」

そして、刀に手を掛けて引き返そうとする刹那の襟を麦野が後ろから掴む。
その時、どおんと爆発音と共に、元来た通路からオレンジ色の光が噴出する。

「今、あそこにテメェが行ったらぶった斬るしかやり様がねぇ。
あいつが生きて戻って来るか捨て石になるか、
どっちにしろ時間は稼げるこっちに損はねえっ!」

刹那が何かを言う前に麦野は先を急ぐ。
刹那もその後を追った。

「えっ、えほっ…」

その後で、丸で漫画でSLの煙に巻き込まれた様な有様の愛衣が吹き抜けのフロアに姿を現す。
そして、大きな火球を元来た通路に投げ込み先を急ぐ。


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