448:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/14(金) 06:42:43.86 ID:DzmBzCz9o
父もきっと、母とわたしの間に、何か奇妙な雰囲気があることには気付いていただろう。
でも、信じたくなかったのだろう。
上手くやっていけていると、思って居たかったのだろう。
わたしが嘘をついたことがいけなかったのだろうか。
好きになったふりをしたことが?
それとも、母が悪かったのだろうか。
それとも、父が悪かったのだろうか。
わたしには分からない。でも、そういうことではないような気もした。
少なくとも、誰かの責任にしたところで、問題が解決するわけでもなかった。
誰のせいでもなく、きっとわたしのせいでもなく、誰が望んだわけでもない。
誰が悪いというわけでもなく、誰が悪くないというわけでもない。
それでも、起こったことは、起こったことなのだ。
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