5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/05/18(土) 23:18:22.15 ID:z7xn6oJAO
哩「……」スタスタ
姫子「部長!」タッ
中学時代、私が周りに陰口を言われてた時、傍で励ましてくれた。
寂しい時も、傍にいてくれた。
喜びも悲しみも二人で分かち合ってきた、そう思ってた。
哩「もう私は部長やなか」スタスタ
姫子「先輩」タタタッ
哩「……もうよかやろ」スタスタ
姫子「先輩!……先輩!」タタタッ
何度も何度も呼ぶ。部長を追う。
だけど、立ち止まることも、振り返ることもない。
哩「……しつこか」スタスタ
姫子「先輩……」ピタッ
姫子「……先輩は、私んこと嫌いですか?」
哩「……」ピタッ
姫子「……」
哩「……好きでん嫌いでもなか」
引き下がれなかった。
姫子「先輩、なんで私と一緒にいてくれたんですか?」
哩「……姫子が勝手に着いてきたんやろ」
でも、ここまでくれば嫌でも理解する。
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