過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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196: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/13(木) 03:03:18.63 ID:g9xRyr/B0
「あ、アサギ」

タマキの部屋を出たところで、ばったりとイズルに出くわした。
彼の周りからはこれでもかというほどに甘いクリームの香りがする。
疲れたところに胃を刺激する匂いは止めろ、と言わなかったのは、それ以上にげんなりとしていたからだろう。

「…お前、よくあんな食い物に付き合えるな」

「うーん。ケイのお菓子美味しいよ? ちょっと甘いけど」

「ちょっとじゃねーよ。かなりだ」

適当に言い合いながらお互いの部屋へと歩く。
といっても、すぐに到着するが。

「じゃあな。とっとと寝ろよ」

言い慣れた別れ文句を告げて、アサギは自室のドアを開ける。
さっさと寝て、また明日に備えなくてはならない。
こうしていつもの日々は終わりを告げる。

「――アサギ」

そのはずだったが、今日は違った。
部屋に入ろうとしてイズルに呼び止められた。


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