過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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243: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:48:40.94 ID:iyF509dp0





「……もう、いいわ」

数分もすると、もういつもの冷静な表情の彼女がいた。
名残惜しい気持ちを抱きながらも、イズルはケイを離した。

「……」

「……」

奇妙な時間が流れる。
イズルとケイはそれぞれ相手の目を見つめてた。
何もしないで、飽きもせずに瞳を覗いていた。
もちろん、そんな時間もすぐになくなるが。

「……とりあえず、食堂行こっか」

お互いに何か言うこともなく、イズルが思いついたように言う。
時計を見ればもう結構な時間だ。積もる話はたくさんあるけど、今は自分の仕事をしなくてはならない。
そろそろ仲間たちも起きて、向かっているだろう。
納得したようにケイはコクリと頷くと、先にドアへと向かう。

――あ、そうだ。
その後ろ姿を眺めながら、イズルは一つ思い出した。


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