2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/19(日) 23:31:35.25 ID:U5p14p78o
尾道の風景は、どこか懐かしい。
私こと小走やえがこの街に住み始めてからまだ一年も経ってはいない。
しかしそんなこととは関係なく、私は勝手にこの街に対して郷愁を覚えるのだ。
長い長い坂を登りながら、私はふと後ろを振り返り、これはまるで昔読んだ物語の風景のようだと思った。
――この坂を登れば、尾道を一望に出来るあの場所に着く。
海の匂いを吸い込みながら、私はこう叫ぶだろう。
「おーい、さびしんぼう」と。
◇
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