過去ログ - ハンジ「あなたの言葉を胸に、私は生きていく」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:06:46.10 ID:foaYr8tyo
彼と私が出会ったのは、一年前の春。

満開の桜がさらさらと散り始めた頃であった。

桜並木を通り、舞い散る花びらを目で追うと、僅かならず気分が高揚してくる。

誰かが言った。

桜は散るからこそ美しいのだ、散る桜こそが美しいのだ、と。

彼はその舞い散る花吹雪の中にいた。

調査兵団の兵舎。

そこにある桜の大樹。

その根元に彼は頑健なロープで固定されていて、その全身に美しい散桜を浴びていた。


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