過去ログ - エレン「ま、やれるだけやるさ」
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35:1[saga]
2013/05/25(土) 03:39:04.49 ID:EjB2VrN90
エレン「討伐数7」

自分でも驚くほど無駄なく速やかに首を刈り取った。

まだ飲み込んでいなかったのか、巨人の口からミーナだったものがこぼれる。駆け寄ろうとしたコニーも、エレンも、足を止めた。

コニー「……な、なぁ、これ、ミーナなのか? 嘘、だよな?」

エレン「…………」

コニー「ああ、チクショウ、なんだよ、なんなんだよこれは」

巨人に食われると、こうなるのか。

まるで初めて知ったような気分だった。

今まで知らなかった、知りたくなかった、巨人に食べられた人間の末路を。

だって、だってそれじゃあ、アルミンやミカサは、自分が追い求めていた人間たちは。

エレン「……ははっ、はははは」

コニー「え、エレン?」

エレン「そうかそうかそうだったのか、そうかぁ……」

空を見上げた。

ふうを息を吐く。

もう普段貼り付けている笑顔は脱ぎ捨てた。

エレン「コニー、本部から撤退の狼煙が上がっているのは見えるな?」

コニー「ああ」

エレン「まずガスを補給しないと本部に戻れるかどうか怪しい。ただガス補給所には補給部隊が篭城してて巨人が張り付いてやがる」

耳を立てていたジャンが驚いたようにこちらに近づいてきた。

ジャン「あれを突破するっていうのか!?」


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