35:1[saga]
2013/05/26(日) 12:59:26.01 ID:lBYmO49z0
一夏「少なくとも母は、俺の母親は違った!もっと厳かだった」
ハルユキ「人は…動物とは違う、なのに我々大人は無益な血を流しすぎた。それどころか地球を食いつぶし、宇宙にはけ口を求めてきた」
ハルユキ「今こそ人は自らを律し、尊厳を取り戻さねば、100年前に紡がれた希望を生かすために」
一夏「内なる可能性を持って、人の人たる力と優しさを世界に示す…」
ハルユキ「人間だけが神を持つ、今を超える力。可能性という内なる神を」
男は手を伸ばす、今度は途中で止めることなく。
一夏「…」
そして、少年はその手を握った。
ハルユキ「お前はなぜここまで来た?戦争を止めるのは難しいぞ、この世界の重みをその身に受ける覚悟はあるか?」
少年の思考は一旦停止する。
俺はなぜここに来た?
俺はなぜこのISに気付いた?
俺はどこにいるんだ?
そして、少年は答えを出す
一夏「自信とか覚悟なんて、ない。俺はもう人が死ぬところを見たくないんだ!」
ハルユキ「ならば、これを持って行け」
モニターに手を当てられ、指紋認証の確認がされ、身体が機体の中へと収納されていく。
【COMPLETE】
ISスーツを着ているわけでも無いのに、身体にフィットする機体。
ハルユキ「これでもう、こいつはお前の言うことしか聞かん」
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