過去ログ - まどか「魔法少女? めんどくさいことになりそうだね」
1- 20
58: ◆CjOGl1wg031H[sage saga]
2013/05/30(木) 23:56:31.79 ID:wm0OJa1No
けが人とは思えないくらい元気に怒る恭介、さやかはきょとんとしている
だが何かに気付いたように顔を上げると

さやか「明日はディスク3を持ってくるよ!」

恭介「1から持って来いよ! 今日よりも悪いじゃないか!」

怪我をしている左腕を振り上げCDプレイヤーに叩き付ける恭介
どこにそんな力があったのかCDプレイヤーは粉々に砕け散る、幸い中にはに何も入っていなかったようだ。

さやか「ご、ごめんごめん落ち着いて、冗談だから!」

そういってさやかは鞄から別の紙袋を出し、恭介に渡す
恭介はそれをあけ中身を見る

恭介「うわぁ…。いつも本当にありがとう。さやかはレアなCDを見つける天才だね」

さやか「後、こないだ先輩の家の本棚の奥で見つけたポエム集も入ってるから暇つぶしに読んでよ」

恭介「うわぁ…。いつも本当にありがとう。さやかは人の恥ずかしい過去を見つける天才だね」

笑いをこらえながら恭介はノートをテーブルの端に置き、さやかが持ってきたCDを手に取る

恭介「この人の演奏はいろんな意味ですごいんだ。さやかも聴いてみる?」

さやか「でもCDプレイヤー……」

恭介「大丈夫新しいのがあるから、よく粉々にするから消耗品として買いためてあるんだよ」

そういって笑顔で新しいCDプレイヤーを出と、イヤホンを差し片方を自分の耳に着け片方をさやかに差し出す。

さやか「え、いいの?」

さやかは顔を真っ赤にしてもじもじする、
その様子を見た恭介はほほ笑み、さやかの腕をつかんで一気に抱き寄せ片方の耳にイヤホンを着けた。

恭介「本当はスピーカーで聞かせてあげたいんだけどね……ここは病室だししょうがないか」

さやかは顔を真っ赤にしてうつむく、それを見ながらほほ笑む恭介は子声でつぶやいた

恭介「でもイヤホンだったおかげでこうやってくっつく事ができるからいいかな……僕のさやかと」

二人はしばらく病室で寄り添って音楽を聴いていた……




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/97.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice