過去ログ - 巴マミ「寄生獣?」 ミギー「二スレ目だぞ」
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828: ◆2DegdJBwqI[saga ]
2013/09/09(月) 06:26:06.10 ID:MXMz+qXb0
〜☆

夕暮れ時、そろそろ杏子が今日帰ってくる予定の時間帯だ。

窓から差し込む光にマミはさやかの形見のレイピアを照らしていた。

キラキラと反射した光は眩しく彼女の瞳孔を縮こませる。

その剣はまどかの脳髄を串刺しにするのに使ってから、

一度も戦闘において使った事が無かった。

敵の血でこの剣が新たに汚れる事、

それはまどかの死に対する許し難い冒涜に思えたからだ。

以来この剣は、マミがかつての思い出を呼び覚ます

触媒として用いられるに限られていた。

こうして無心に眺めているとだんだんと気が引き締まってくる。

そして、まどかとの甘やかな思い出が泡沫のように浮かんでは消え、浮かんでは消える。

それに付随する形でほむらやさやかの記憶も呼び起こされていく。

仁美も交えた、契約前も含めた人生の内で

一、二を争うくらい希望に溢れ楽しく幸せだった記憶。


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