過去ログ - ライナー「俺は、こんなことには負けない」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:42:12.16 ID:s57pQzTOo
ライナー(いける! あとはそこの通りまで辿り着ければ……)

速度を緩めずに居住区へと続く通りへと飛び込む。

ライナー(――ッ!?)
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:42:39.23 ID:s57pQzTOo
その言葉を合図に、アニは一息にこちらの間合いを侵し、自らの打撃が最も有効となる距離にて蹴りを放つ。

狙いはライナーの足首。

機動力を削ぐつもりなのだろう。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:43:06.89 ID:s57pQzTOo
ライナー(な、に……!?)

右膝の裏が痺れるように痛む。

右足に体重が乗った瞬間を狙ってアニに蹴り抜かれたのだろう。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:43:35.11 ID:s57pQzTOo
焦るライナーとは対照的に、アニは静かに近寄ってくる。

相変らず目は虚ろ。

ライナー「おい、アニ! 目を覚ませ!」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:44:03.17 ID:s57pQzTOo
アルミン「ライナー! どこだ!?」

その声にアニの動きはぴたりと止まった。

蹴りの風圧をこめかみに感じたライナーは荒く、短く息をつく。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:44:40.47 ID:s57pQzTOo
アルミン「ライナー! 大丈夫!?」

ライナー「ああ、なんとかな。――助かったぜ」

心配顔で駆け寄るアルミンに素直に礼を言う。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:45:08.48 ID:s57pQzTOo
アルミン「ねえ、もう一度最初から話してもらっても良いかな? 何か発見があるかもしれない」

アルミンの言葉に頷く。

どうせ自分だけで考えてもわからないんだ。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:45:37.86 ID:s57pQzTOo
ライナー「よう」

こちらに向かってくるサシャに手を上げて声をかけたが、彼女は何も応えない。

一見するといつもと変わらぬ彼女に思えたが、何かが違う感じがした。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:46:05.91 ID:s57pQzTOo
立ち上がろうともがくライナーに、追撃をしようとするかのように近づくサシャ。

その目は変わらず虚ろで、何を考えているかは窺い知れない。

ベルトルト「ライナー、お待たせ!」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:46:33.28 ID:s57pQzTOo
心の中で舌打ちし、サシャを見ると、なにやら様子がおかしい。

いや、正確にはおかしかったのが戻ったと言うべきか。

先ほどまでの虚ろな目はどこかへいき、不思議そうにこちらを見つめていた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:47:05.15 ID:s57pQzTOo
アルミン「それで、サシャは自分がライナーを攻撃したことを覚えていなかったんだね」

ライナー「ああ」

アルミン「それ以降も幾度も襲われて、今までわかっていることは、
以下略



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