過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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768:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/21(土) 00:44:04.60 ID:EVZ7esZco
恭子「由子を……仲間を犠牲にして……」

恭子「本当にそれでええんか!? 洋榎っ!!」


洋榎「仲間やと……? 笑わせんなやっ!」


洋榎「新世界への切符は、3人分しか用意されてへんのやぞ!?」

洋榎「それを5人で奪い合うんや。競う相手は皆敵に決まっとるやろが!」


恭子「敵……? うちらが……?」


洋榎「あぁ……。お前も……由子も……うちの邪魔すんなら敵や……っ!」


恭子「……っ」


由子「それは違うわ! 私達は決して洋榎の敵なんかじゃない!」

由子「例え何があろうとも……私達の友情は変わらない! そうでしょ!?」


洋榎「 黙 れ や こ の 偽 善 者 が っ ! 」


由子「っ!?」


洋榎「由子……うちは知ってるんやで……? お前の本性をな……」


由子「私の……本性……?」


洋榎「そないな奇麗事が言えるんは、お前にまだ余裕≠ェあるからや……」

洋榎「偽りの希望に満たされ陶酔し、現実を無視した理想論を振り翳しとるだけ……」


洋榎「その希望がまやかしと気付き、絶望した次の瞬間……」

洋榎「心のメッキは剥がれ、お前は醜い真実の姿を皆の前に曝け出す……!」


由子「醜い真実の姿って……なによそれ……」


洋榎「本能が求める生≠ヨの渇望と執着、そして迫り来る死≠ヨの恐怖……」

洋榎「いざ自分の身が危うくなれば、お前は簡単に仲間さえも切り捨てる……!」


洋榎「そういう薄情な人間やゆうとるんが伝わらんかったか……?」


由子「そんな……なんで……」


洋榎「都合の良い時だけ友達面する恥知らずの卑怯者が……」

洋榎「うちはなぁ……お前の様な奴に仲間や何や言われると虫唾が走るんや!」


由子「ひ、酷いわ……。あんまりよ……」

由子「私の事を……洋榎はそんな風に見ていたのね……」


親友と思っていた洋榎から、まさかの裏切り者扱い。
由子の瞳からは大量の涙が溢れ、その場に泣き崩れた。



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