過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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914:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/06(金) 00:28:50.77 ID:8fjsHRJio
郁乃「黒服、洋榎ちゃんに少しだけ猶予を与えてやっても構へんやろ?」

黒服「…………」


黒服は無言のまま郁乃に視線を向ける。
すると突然、モニター画面が先程の映像を映し出した。


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愛宕 絹恵:2
真瀬 由子:2
=======


洋榎に再びチャンスを与える、それが黒服の出した結論の様だ。
だが当然、その余りにも寛大な措置に対して由子は猛反発をする。


由子「ちょっと待って! 何勝手に話を進めているのよ!」

由子「絹恵ちゃんは敗北を宣言し、黒服はそれを認めた……」

由子「勝負に勝ったのは私なのよ!? その結果を覆すなんて許されない事だわ!」


郁乃「いやいや、これは別に勝敗の結果を引っくり返そうゆうてる訳やないで〜?」

郁乃「ただチョコッと試合を延長させるだけやて。真瀬ちゃんは何を焦ってるん?」

郁乃「例え絹恵ちゃんが指を切ろうとも、君が更に切り返せばええだけやないか」


由子「そう言う問題じゃないわ! 一度下した決定を変更するなんてズルイのよ!」

由子「洋榎の肩ばかりを持って……っ! これが贔屓じゃなくて何なのよっ!」


洋榎「……何故、黒服の奴がこうもすんなりとウチの要望を受け入れるんか……」

洋榎「その理由を……知りたいか……?」


由子「…………っ」

由子「勿体振ってないで、さっさと言いなさいよ!」


洋榎「ふっ、ならお前にも教えてやろう……」

洋榎「黒服は別にうちだけを特別扱いしてるんとちゃうで? 奴にはなぁ……」

洋榎「規約に反しない限り、うちらの要望に応える義務≠ェあるんや……」


由子「なんですって……!?」

恭子(黒服の奴にそんな制約が課されていたとは……っ!)


洋榎「勿論、条件を満たしても、その全てを聞き入れて貰える訳やない……」

洋榎「あくまで定められたルールの範囲内≠ノ於いての話や……」


恭子「なんやそのルールの範囲内≠チちゅうんは……?」

洋榎「そこまで教える気は無い。あのノートを破棄した意味が無くなるからな……」

由子「やっぱり……! あんたは黒いノートを私達に見せまいとして……っ!」

洋榎「そうや。お前らは頭が良いからな……。用心するに越した事は無い……」


由子「くっ……!」


恭子(こんなん、ルールを知らされないままゲームさせられとるんと同じやないか!)

恭子(お前は一体いくつの重要な秘密を隠し持っているんや……洋榎……っ!)


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