過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
1- 20
988:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/21(土) 01:19:05.84 ID:44tDykTno
洋榎「ふっ……ふふっ……」

由子「何がおかしいのよっ!」


洋榎「確かにうちは絶≠ノするなゆうた……」

洋榎「けどな、最終的にそれを決めたんはお前やろ……?」

洋榎「凌≠選んだのやてうちやない。お前自身やないか」

洋榎「己の運の無さまでうちの所為にすんなや」

洋榎「それにうちは、お前の苦痛を減らさんとして汚れ役を引き受けるんやぞ?」

洋榎「感謝はされても、怨まれる筋合いは無いな……」


由子「んぐぐぐっ……洋榎ぇぇぇぇッッッっっっ!」


郁乃「あははははっ! ここに来て死体蹴り≠ニはホンマに容赦無いな!」

郁乃「しかしまぁ、辛辣やけど洋榎ちゃんのゆうてる事は正しいと思うで〜?」

郁乃「最終決定権を有する君が、自らの判断でそれを選択したんやからなァ!」


漫  「洋榎先輩! 何でそんな風に言いはるんですか!?」

洋榎「うちは由子に真実≠言ったまでや……」

漫  「だからって……! そないな言い方せんでも……」


洋榎「…………」

洋榎「そんなにうちのやり方が気に食わんのなら……」

洋榎「由子を殺す役=c…お前が代わるか……?」

漫  「こ、殺す役って……」

洋榎「何を今更驚いてるんや? 事実やろ。うちらが由子を処刑するんやからな」


洋榎「由子はうち以外の者に自分の体を切り刻んで貰いたい様やし……」

洋榎「漫……お前が優しい言葉を掛けながらやればええんちゃうか……?」


漫  「そ、そんな……」


洋榎「お前がこの役目を引き受けるゆうなら……」

洋榎「うちはお前のやり方に一切口を挟まん……」

洋榎「お前はお前の望む様に事を進めればええ……」

洋榎「どないする……?」


漫  「……っ」


漫は苦悶の表情で唇を噛み締め、斜め下を向き洋榎から視線を外した。
絹恵を助ける為に我が身を省みず勇気ある行動をした漫だが、
由子を苦しみから救う為に殺す≠ニいう選択は出来なかった。


洋榎「出来ん様やな……。まぁ気持ちは分かるし、責めたりはせん……」

洋榎「だがな、肝心な時に尻込みして動けん腰抜けに文句を言う資格は無い!」

洋榎「甘い綺麗事抜かしただけで、誰かを救った気になるんやないで!」

洋榎「如何に非情な選択肢であろうと、それしか無いなら迷わず選べ!」

洋榎「うちの今の姿を見て、お前はその事をもっと深く@揄しろ!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/691.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice