38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 03:47:09.46 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ(…朝焼けが見える。早起きし過ぎてしまった…) 
  
 ミカサ「…今日こそ、朝食を…」コソコソ トントントン 
  
  
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2013/05/28(火) 03:53:15.12 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ「…エレン、やっぱり髭はない方がいい。カッコイイ、素敵」 
  
 エレン「な、なんだよ、髭のあるなしでそこまで違うか?って…うわ、朝からすげーな」 
  
 ミカサ「髭で五歳は老けていたから。シチューは鶏肉、朝でもさっぱりしてるはず。パンはふかふか」 
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2013/05/28(火) 03:59:05.84 ID:HL4pHJQs0
 エレン「な、何だよいきなり…」 
  
 ミカサ「…夫婦だから、朝の挨拶」 
  
 エレン「うちの父さんと母さんはしてなかったぞ」 
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:06:10.06 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ「今日は、薪拾いのついでにピクニックがしたい」 
  
 エレン「薪くらい買ってきてやるぞ?」 
  
 ミカサ「…訂正する。ピクニックのついでに、薪拾いをする」 
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:14:37.52 ID:HL4pHJQs0
 エレン「じゃ、支度しようぜ。あの屋台の肉挟んだ奴、真似して俺が作ってやるよ」 
  
 ミカサ「ピクニックのお弁当は、妻の務め。譲れない」 
  
 エレン「なら、お前は俺の作って、俺はお前の作ればいいだろ」 
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:22:59.56 ID:HL4pHJQs0
 エレン「結構遠かったなー。子供が薪拾いに来るの、大変になってそうだ」 
  
 ミカサ「この街は栄えてきたから、仕方ない。その代わり、薪が安価になってきている」 
  
 エレン「…お前、色々詳しいな」 
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:29:57.68 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ「でも…英霊の墓は、兵団の敷地に…」 
  
 エレン「個人の墓を立ててやりたいんだ。出来れば、ここみたいな…綺麗な、花が咲いてるところにさ。見晴らしがいい場所がいい。 
  
 アイツが変えた、広げた世界を見てもらえるようにさ」 
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:35:19.01 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ(エレンが作ってくれたパンは、調味料の味しかしなかったけど、とても美味しかった。 
  
 エレンは私の作ったパンを美味しい美味しいと食べてくれた。 
  
 薪をたくさん拾って、手を繋いで帰った。お風呂はまたエレンが沸かしてくれた。 
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:40:10.09 ID:HL4pHJQs0
 エレン「はぁ!?流石に嫌だぞ!!」 
  
 ミカサ「夫婦だから。夫婦は一緒に入るもの」 
  
 エレン「ぜってー嘘だ!!いいから入れよ!!」 
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:46:50.21 ID:HL4pHJQs0
 ミカサ「エレン、痛くない?」ゴシゴシ 
  
 エレン「ん、丁度いい。…あー、ちょい右」 
  
 ミカサ「ここ?」ゴシゴシ 
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 04:50:08.99 ID:HL4pHJQs0
 エレン「よし。…痛くないか?」ゴシゴシ 
  
 ミカサ「平気。…確かに、心地いい」 
  
 エレン「…子供の頃、父さんにしてやったなー。なんか懐かしいや」ゴシゴシ 
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