4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/29(水) 13:20:40.46 ID:xk7H4ona0
それからしばらくして、私は、芸能人としてそれなりのキャリアを積み国民的とは言われないまでも、知ってる人は知っているレベルになっていました。
両親が思う通りに成長し、型に嵌められたような私が一人歩きして得た名声だった。
勿論、悪いことばかりではないのは事実だ。
ただ、雑誌などを見て褒められてもそれは自分によく似た別人。
そんな風に思うことが日に日に多くなってきた。
ジキルとハイドではないが、いつしか私というものはなくなり、見ている人が思い描く私が私になっていく気がしていた。
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