6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/29(水) 13:27:21.04 ID:xk7H4ona0
久々の休みに気分転換で街に繰り出していた。
趣味のドールハウスに必要な材料を買いに来ていたのだ。
ふと、この箱庭の中にいるドールは何を考えているのだろうと考えることがある。
箱庭以上の外を知らないから幸せなんだろうという結論に至り、買い物を続けていた。
「すみません」
そんな時、声を掛けられてしまった。
恐らくファンだろう。
悪気はないに違いない。
極力失礼のないように慣れた動作で不満げな顔を隠し笑顔で応対する。
「はい?なんでしょうか?」
振り向くとそこにはスーツ姿の男性が立っていた。
普段見ている人たちに比べて随分と若く感じられた。
こんな人も私のことを知っているのだと思うと少しだけ誇らしくなった。
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