過去ログ - 食蜂「今日は卵が安いわねえ……」美琴「何してんのアイツ」
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SSS
◆5pbDteB19s
[saga]
2013/05/30(木) 20:34:55.82 ID:TCuDJVoN0
その場面を偶然にも見つけてしまった原因はなんだろう?
たしか、いつも立ち読みをしに行くコンビニに、マンガが売り切れていたことが切っ掛け。
その後は、1つ遠くのコンビニへ向かったのだが、そこにもお目当ての雑誌はなかった。
そんなことが度重なり、なかなか足を運ばないような場所まで来てしまった。
あのバカとのエンカウント率が高い公園の近くまで来てしまったため、会えないかなーと少しだけ思ったのは仕方のないことだと思う。
しかし―――
美琴「…………」
御坂美琴は、自分の見ている景色が理解できず、その場に呆然と佇むことしかできなかった。
夏も終わろうかとしている9月。
過ごしやすい日々が増えてきたはずなのだが、彼女は幻覚としか思えない光景を目の当たりにしている。
食蜂「ふっふふ〜ん。やっぱり秋は、どれも食材が旬でいいわねえ」
天敵ともいえる常盤台中学の第5位食蜂操祈が、スーパーで買い物かご片手にショッピング中だったのだ。
学舎の園内部の店舗で洋服を選んでいるのであれば、顔をしかめてその場を立ち去っただけであっただろう。
しかし、ここは学舎の園の外部。
あの少女は、学舎の園内部の学生寮に住んでいたはずだ。
それがなぜこんなところに?
しかも、あの女王と呼ばれているお嬢様がいていいようなクラスのスーパーではない。
一般的な学生の使うスーパーよりさらに格下。
大量仕入れをすることで原価を下げ、大量に安い商品を提供するような店だ。
店内には、外から見た限り女性客の姿は見えず、男性客ばかり。
そんな中で、目立っている様子が見られないのを考えると、能力を使用している可能性が高い。
目の前の情報が整理できていない美琴を置いて、食蜂操祈は品定めを続けていく。
食蜂「む、今日は卵が安いわねえ……」
美琴「何してんのアイツ」
周りにいる人が、自分のことに気を払っていないと思い込んでいるのか、結構な声のボリュームでひとり言を言っている。
それにしても、何がどう間違ったら、あの傲慢ちきな女がこの場所にいるのだろうか?
ついつい気になった御坂美琴は、今後のために彼女を監視することに決めた。
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