過去ログ - エド「俺たちが助けるんだ!! そうだろ!?」 上条「・・・おう!!」
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[saga ]
2013/06/21(金) 00:20:22.05 ID:0LrLBEWN0
[上条のアパート 午後1時]
イン「むにゃ・・・まだ食べられるんだよとうま、もっとご飯を・・・。」
アル「すふぃんくすぅ〜ぼくがまたたびあげるからこっちへ・・・」
上条「御坂たのむから・・・、頼むから家電だけは・・・」
エド「不思議電話・・・、ぜってぇその技術を・・・」
それぞれがそれぞれの夢を(うち一人は悪夢のようだが)みながら寝ている。
昨晩の遅れを取り戻すかのように(うち一人は充分寝ているのだが)身体を睡魔にまかせている。
プルルルル プルルルル プルルルル
エド「・・・おい、起きろ上条、不思議電話なってんぞ。」
上条「ふわ〜あぁ・・・、携帯な、もう二回めだけど。」
寝ぼけ眼を無理矢理覚醒させ、電話に出る。
上条「はい、もしもし。」
御坂(あ、よかった。何回コールしても出ないから心配したんだけど)
上条「御坂か、いやちょっと今まで寝てた・・・、なぁ、御坂。お前の声心なしかやつれてるように聞こえるんだけど?」
御坂(ああ、ダイジョウブ。ちょっと寮監からの制裁で寮の清掃を今までやってただけだから・・・)
上条「あれから今までかよ・・・、お前も寝てないから相当辛いんじゃないか?明日も集まるんだし、ちゃんとねとけよ。」
御坂(・・・ありがと。)
その小さな心遣いが身に沁みる。
疲れ切っている御坂にその言葉はとても心地よいものであった。
その心地よさに軽くトリップしかけ・・・
上条「おい、御坂? 大丈夫か?」
御坂(・・・はっ! だ、大丈夫よ!! ってそんなんじゃなくて、明日はいつあんたの家に行けばいいの?)
上条「ああ、それなら10時に来てくれ。明日は日曜日だし、ゆっくりあいつらの話も聞けるだろうしな。」
御坂(そうそう、それについてもう一つ聞きたかったんだけど、あの人達って能力者? 本人達は錬金術って言ってたけど・・・。)
エド「ああ、錬金術だ。」
御坂(やっぱりそうなの、ってえ! なんでエド!? いつのまに・・・)
エド「俺たちの話題になったから代わった(正確には上条から無理矢理奪い取ったのだが)んだが、一つ言っとく。俺たちの話は多分めちゃくちゃ長くなる上に、あの実験よりも酷いことが関わってる。それでも大丈夫か?」
いくら第三位とはいえ、まだ中学生である彼女にこんな話は聞かせたく無いというのが彼の本音である。勿論、上条としてもそうなのだが。
御坂(なによ、私達にだけ話させて、自分はだんまりってわけ?)
エド「いや、でも・・・」
御坂(あんたが私を止めるためにあのことを話したじゃない? そん時のあんたとっても苦しそうだった。そーゆういやな過去は、誰かに話してスッキリすんのが一番なのよ。それに学園都市第三位と第一位、それに例外中の例外と私の妹二人よ。面子はそろってるでしょ。なんか不足でも?)
エド「・・・分かった、後悔すんなよ。じゃあな。」
御坂(え、ちょ、ちょっと待ってまだ私あいつと話し足りな)プツップープープー
御坂「・・・」
御坂「人の話は最後まで聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
寮監「うるさいっっっ!!」
寮監の昇竜拳が御坂の顎にクリーンヒット、彼女はベッドにそのままダイブし、次の日の朝9時まで目が覚めず、「あいつの家に行くのにこれじゃ全然ダメ!!」と時間との壮絶なバトルを繰り広げるのはまた別のお話である。
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