過去ログ - 一方通行「借金の形に身売りする事になった」2
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67:二十日目 ◆wmC3g/mCZw[saga !nasu_res]
2013/08/15(木) 02:04:07.29 ID:V3qHX+pr0
>>62



蕩けた表情の一方通行が、綺麗になった木原の根に何度も唇を落としています

乱れたシーツに蹲り木原の股間に顔を埋める格好で、突き出し気味の小ぶりな尻が和えかに揺らめいています

位置的に木原から直接は見えませんが、双丘の狭間では体液に塗れた小さな蕾がひくひくと戦慄いています

時折隙間から中に注がれた精液が溢れ、肌にぬらぬらと跡を残しながらシーツに染みを作ります

もどかしいほど緩やかな速度で内腿を伝い落ちる感触に小さく身を震わせています

「――顔上げろ、一方通行」

一方「……ン…っ、……はァ……」

声と同時に長い指がするりと頬を撫で、様々な体液塗れの細い顎を掬います

艶めいた吐息と共に口端から唾液と精液の混じった雫が零れ落ちます

促す動きに素直に従い木原を見上げるのは零れ落ちそうに潤んだ赤

内部を充たす感覚に陶酔しつつ、それでいて何処か物足りなそうにも映ります

その反面、纏う淫靡な気配の裏に、流石に些かの疲労も隠し切れず仄見えています

直接触れる体温が心地好いのか、上気した頬や赤味の差す眦は穏やかで、口元も淡く緩んでいます

徐に薄い瞼が伏せられ、宛がわれた大きな掌に柔らかな頬がゆっくりと擦りつけられます

顎の下の柔らかな部分を指の腹で撫でると些か擽った気に身動ぎつつも、くふん、と鼻を鳴らして心地好さげです

四肢を折って俯せた体勢の所為もあってか、まるで気紛れな猫を彷彿とさせる仕草です

緩く弧を描く唇から甘やかな色を含んだ吐息が細く零れ、安堵したように全身の緊張が抜けていくのがわかります

(……いつもならこのまま次に行く処だが、なぁ……)

ふむ、と木原が一つ息を吐き、首をこきりと鳴らします

体力が限界を超えるまで攻め続けるだけが調教という訳でも無し

偶には休憩を挟んでやるのも良いかもしれない、と

普段と異なる心境を抱くのはそろそろ初見世を迎えるのも潮時だというのもあるのかもしれません

結論を出すのは【商品】の状態を確認した上で『上』の指示を仰いでから、という流れではあるのですが

それが既に充分に足る程であるのは調教している木原だからこそ最も理解しているのも言うまでもない事です

解り易く言えば、本格的に身売りをする前夜ぐらいは少し優しくしてやろう、という処でしょうか

尤も、今の木原本人にそこまでの明確な自覚がある訳ではありませんが
 



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