過去ログ - 貴音「すたみならぁめん、ですか?」
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2013/06/03(月) 00:51:28.48 ID:8gGwPVRao
 P「これらの具材を甘辛く味付けした餡かけにしていただくのが水戸のスタミナラーメンなんだが……」 
  
 貴音「なんだが……?」 
  
 P「水戸のスタミナラーメンはここからさらに細かく2つに分かれる。1つは醤油ラーメンの上にそのままかけるホットだ」 
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2013/06/03(月) 00:55:44.32 ID:8gGwPVRao
 P「ちなみに、これも店によるが追加料金さえ払えば麺の量を増やすことが出来る」 
  
 貴音「! それは……」 
  
 P「4玉以上を完食すれば、殿堂入りのような形で店に名前を残せるそうだが……」 
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2013/06/03(月) 01:00:17.43 ID:8gGwPVRao
 P「それに、今から奈良に行くなら一日丸々潰れちまうぞ。水戸に行くのだってそれなりの覚悟が必要だ」 
  
 貴音「しかしあなた様! ここまで聞いておいてそのすたみならぁめんが食せぬのはなんという生殺しでしょうか!」 
  
 P「まぁ落ち着け。そこで3つ目のスタミナラーメンだ。こいつなら事務所から1時間弱もあれば行ってこられる」 
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2013/06/03(月) 01:04:08.26 ID:8gGwPVRao
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 貴音「……この路地裏にある店がですか?」 
  
 P「あぁ。さいたま市にある『娘々』(にゃんにゃん)という店だ」 
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2013/06/03(月) 01:07:21.16 ID:8gGwPVRao
 P「というわけで、早速入るとするぞ」 ガラガラ ヘイ、ラッシャイ! 
  
 貴音「中も随分小ぢんまりとしているのですね」 
  
 P「カウンター席中心で、小さなテーブル席がいくつか、だからな」 
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2013/06/03(月) 01:11:34.00 ID:8gGwPVRao
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 大将「はい、スタミナお待ち!」 ゴトッ 
  
 貴音「これが……すたみならぁめん」 
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2013/06/03(月) 01:16:54.35 ID:8gGwPVRao
 貴音「それではさっそくいただきましょう」 ズルズル 
  
 P「どうだ?」 
  
 貴音「……とろみのついた餡が、麺と程よく絡んでおります」 
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2013/06/03(月) 01:21:14.19 ID:8gGwPVRao
 P「俺が食べているメニューこそ、スタミナラーメンに並ぶこの店の二枚看板のもう一枚だ」 
  
 貴音「私のすたみならぁめんの餡をそのままご飯にかけたというシンプルな作りなのですね」 
  
 P「そう、その名も『スタカレー』ってやつだ。カレー、と言ってもカレールーの類を使ってるわけじゃないがな」 
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2013/06/03(月) 01:26:19.73 ID:8gGwPVRao
 貴音「……ふぅ、程よい辛さで身体も温まってまいりました……しかし」 
  
 P「どうした?」 
  
 貴音「二十郎のメンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシに慣れた私には少々量が物足りないかと……」 
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2013/06/03(月) 01:29:07.05 ID:8gGwPVRao
 貴音「近頃はラーメン一杯に野口殿を要求する店も少なくない中で……!?」 
  
 P「お値段もまた店によりけりだが、一番安ければこのくらいで味わえるぞ」 
  
 P「そういったこともあって、大抵の人はサイドメニューもつけてオーダーするんだがな」 
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2013/06/03(月) 01:32:03.57 ID:8gGwPVRao
 P「そんなわけで、地域限定ながら人気を呼んだ『娘々』のスタミナラーメン」 
  
 P「今じゃ、のれん分けにのれん分けを重ねて、埼玉県下十数店で味わえるぞ」 
  
 P「店ごとに大将の個性が少しずつ出ているから食べ比べてみるのも面白いかもしれないな」 
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