10: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:54:33.48 ID:r1VERYna0
「くっ! くっ! ぺしぺし」
ちひゃーが私の脚を叩き、クッキーを欲しがっているので早くあげる事に。
「ほら、あーんして?」
11: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:55:00.69 ID:r1VERYna0
「モグモグ」
「美味しい?」
「くっ!」
「もっと食べたいの?」
12: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:55:27.77 ID:r1VERYna0
「ちひゃー、眠いの?」
「くぅ〜 zzz」
既にちひゃーは半分寝ている状態だったので、私はそのままちひゃーを抱きかかえて横になる事に……
13: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:56:01.88 ID:r1VERYna0
「おい、千早」
「ん……」
「千早、起きろ」
「プロデューサー……?」
14: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:56:32.36 ID:r1VERYna0
「ち、ちがっ……! ちょっと外に出ててください。 すぐ行きますから……」
「早めにしてくれよ、もう夜だ」
随分長い間寝てしまっていたらしい……寝る前はお昼寝頃だったのに外は暗くなっていた。
全く私とした事が一体何をやっているんだか……
15: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:57:03.65 ID:r1VERYna0
「寝足りないの? でも、家に帰るまで我慢して」
「くぅ……」
でも、どうやってプロデューサーの目を誤魔化そう……?
ちひゃーが入れるような大きさの鞄も無いし……
16: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:57:48.73 ID:r1VERYna0
「ごめんなさい、お待たせしました」
「あ、ああ……ところで、頭の上のソレはなんだ?」
そう。
頭の上にちひゃーを乗せてそういう「モノ」だと言い張る作戦。
17: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:58:17.69 ID:r1VERYna0
「気のせいですよ、ぬいぐるみが動く訳ないじゃないですか」
「そ、そうだよな……はは……」
何気無く時計を見ると、既に6時を過ぎていた。
18: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:58:46.41 ID:r1VERYna0
「ぺしぺし」
ちひゃーが時々、私の頭を叩く。
「どうしたの? 今、帰ってる途中だからまだじっとしてて」
19: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/03(月) 17:59:32.31 ID:r1VERYna0
今思ったけど……連れて来て良かったのかな?
とりあえず、意思疎通を図るべく適当な白紙を一枚床に広げ、そこにちひゃーを座らせた。
「そこに色々書いていいからね 思った事とか」
「くっ! ゴソゴソ」
31Res/13.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。