66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/17(月) 00:16:21.23 ID:2ArpPjH/0
男「そんな事より、覚えてるなら聞きたいんだけど」
奴隷少女「そんな事、ですか!?」
男「こうして生きてるんだし、いいだろ?」
奴隷少女「でも……」
男「まあ、いいから。それより、あの時さ」
男「一体何の話をしてたんだ?誰の話だ?」
奴隷少女「……」
奴隷少女「私がまだ商品として売り出される前の、教育係の男の話です」
奴隷少女「教育係は、私達の体に奴隷である事を教え込む為のもので」
奴隷少女「毎日厳しく躾けられました」
奴隷少女「……本当はこういうの、企業秘密なんですけどね」
男「教育係……」
男(そういえば仲介サービスも、教育時点の問題とか言ってたな)
奴隷少女「私、その人が本当に怖くて、逃げ出したくなりました」
男「じゃああの時の言葉は、全部その教育係に向けての?」
奴隷少女「良く覚えていませんが……あの人にされた事を思い出してたと思います」
奴隷少女「多分、私の……はじめての時の記憶が……」
奴隷少女「私、記憶の奥底に、見えないように蓋をしてたんですね……」
男「そうか……」
男(夜の事を覚えてないのも、教育係にされた事を思い出したくなかったからか)
男(その逃避が夜の人格を作り出した……奴隷として性行為も受け入れるために)
男(そしてあの時、性衝動が引き金になって、こいつの処女喪失の衝撃が一気に呼び起されたんだ……)
男「辛い思い、してたんだな……」
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