過去ログ - ゼノフォン「不粋な方ですね。」
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7: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:18:10.80 ID:JjihbRFAO
エルヴィン「ほぉ。」

ジャン「そいつは、こないだのトロスト区の一件で死にました。」

エルヴィン「・・・。」
以下略



8: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:18:46.19 ID:JjihbRFAO
エルヴィン「仲間と寝食を共にし、死線を潜り抜ける。そうする事で絆が芽生えるが、だからこそその仲間に先立たれた時の辛さは筆舌に尽くしがたい。」

エルヴィン「かと言って、その辛さから逃げる為に絆の構築を放棄してしまってはチームワークが乱れ、自分の命すら失いかねない。」

エルヴィン「とどのつまり、我々はいつ死ぬか分からない仲間との間に固い絆を築かなくてはならない集団なんだ。面倒くさいだろ?」
以下略



9: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:19:51.00 ID:JjihbRFAO
ジャン「いえっ! 自分はそんなんじゃ・・・」

エルヴィン「ふふっ。すまんすまん。いきなりこんな事を言われても、新兵にとってはプレッシャーにしかならんな。」

ジャン「・・・。」
以下略



10: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:20:31.55 ID:JjihbRFAO
ジャン「きょ、恐縮です・・・」

エルヴィン「・・・・・・ところで、知っているかな?」

ジャン「何をですか?」
以下略



11: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:21:08.55 ID:JjihbRFAO
―7?? シガンシナ区のアパート―

コンコンッ


以下略



12: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:26:00.53 ID:JjihbRFAO
ゼノフォン「そうですか。もし多少なりとも回復した時はご一報下さい。私が贔屓にしている眼鏡屋をご紹介しましょう。」

アンヘル「おぅ。頼むぜ。」

ゼノフォン「お任せあれ。さて、時候の挨拶はこのぐらいにして、本題に入りましょうか。」
以下略



13: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:26:34.56 ID:JjihbRFAO
アンヘル「まぁ、全くもってその通りだが・・・・・・良いのか?」

ゼノフォン「何がです?」

アンヘル「いや、ほら。まだ調査兵団の解散や扉の封鎖が撤回されたワケじゃないだろ? もしかしたら俺に協力したところで、何の旨味もない徒労に終わるかも知れないってのに。」
以下略



14: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:27:03.35 ID:JjihbRFAO
ゼノフォン「政府の革新派がこれを武器としないハズはありませんし、シガンシナ区においては先般の巨人の一件と相まってホルへを英雄視する向きも散見されます。」

アンヘル「保守派からすりゃ、やりづらい状況って事か?」

ゼノフォン「そうです。まぁ、ホルへが今の職に居続ける事は難しいかも知れませんが、おそらく調査兵団の解散は撤回され、当分の遠征凍結程度に留まるのではないかというのが私の所見です。」
以下略



15: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:28:19.05 ID:JjihbRFAO
ゼノフォン「それはもっと簡単ですよ。人間が壁に手を加えるとなれば、黙ってない方々がいるでしょう?」

アンヘル「あ〜、お壁様か。」

ゼノフォン「はい。これに関しては私、最初から絶対無理だろうと思ってます。」
以下略



16: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:29:23.12 ID:JjihbRFAO
アンヘル「そりゃ確かにそうだ。」

ゼノフォン「貴男の〈装置〉に対抗する新技術の開発を行えれば願ったりですが、今の工房の懐具合から言って新たに予算を組むのは難しいですからね。」

アンヘル「そうだな。」
以下略



17: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/06/03(月) 23:29:51.14 ID:JjihbRFAO
ゼノフォン「つまり、両手が操作装置で塞がってしまうワケですね?」

アンヘル「あぁ。だから操作装置と武器を一体化させる必要がある。」

ゼノフォン「武器を携えて空中を自在に飛び回る。さながら神話に出てくる戦乙女ですね。」
以下略



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