過去ログ - 社長「ティンと来た!」ミスティア「?」
↓
1-
覧
板
20
82
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/04(火) 23:22:24.87 ID:qOGD1EiAO
ミスティア「私はこの世界の住人ではありません。幻想郷といって人間と妖怪や神、吸血鬼、鬼などが共に暮らしている世界の住人で、私自体妖怪です…今から証拠をお見せします。」
“封印”を解き、翼と羽のついた耳、鍵爪が生えた夜雀本来の姿を見せた。
雪歩「真ちゃん、あれ何?」
以下略
83
:
名無し
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/04(火) 23:57:58.13 ID:qOGD1EiAO
ミスティア「私がもともと居た幻想郷は“忘れ去られたモノたちが集う場所”です。古来より人は私たち妖怪を恐れ、忌み嫌ってきました。妖怪は次第に迫害されるようになり、ついには存在を忘れ去られ、そしていつの間にか幻想入り(※簡単に言えば幻想郷に取り込まれること)していた。私もそうです。」
ミスティア「幻想入りしてからは私がやりたいことが以前よりも出来るようになり、割と自由に暮らせていました。しかし、やはり私の存在を快く思わない者も若干名いて、そういった“天敵”に追い回されることも少なくありませんでした。」
ミスティア「ある日私は散歩していたときに天敵に会い、追い回されました。その天敵から何とか逃れることができましたが急に眠くなって寝てしまい、目が覚めたら何故かこの事務所の前に居ました。どうしようか思案していた時に偶然出勤途中だった社長と会ったことがきっかけでアイドルのオーディションを受けることになり、結果765プロのアイドルとして採用されて今に至ります。」
84
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 00:13:21.08 ID:DVmgneRAO
社長「君にはそんな経緯があったのかね・・・。」
ミスティア「はい。前から皆さんに打ち明けようとは思っていたのですが、また昔のように忌み嫌われるのではないかという恐怖心からなかなか打ち明けられずにいました。ですがこの話しを聞いた響さんに励まされ、今日打ち明けた次第です。」
ミスティア「今まで黙っていて誠に申し訳ありませんでした。“妖怪の分際で”と思われるかもしれませんが、どうか今後も芸能活動を続けさせて頂けたらと思います。よろしくお願いします!」
85
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 00:30:41.39 ID:DVmgneRAO
社長「言いたいことはそれだけかね?」
ミスティア「はい。」
言いたいことは全て言った。私の想いを一言一句全てに託したつもり。
以下略
86
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 00:47:59.68 ID:DVmgneRAO
律子「良く勇気を出して打ち明けたと思うわ。偉いわよ、香菜。」
響「香菜さん、良く頑張ったさー!」
伊織「そんなことで見捨てると思った?私たちはそこまで酷くないわよ。」
以下略
87
:
名無し
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 00:57:43.35 ID:DVmgneRAO
雪歩「香菜さんは度胸がありますぅ!それに引き替え、私なんかひんそーでちんちくりんでダメダメで……。うぅ、こんな私は穴掘って埋まってますぅ!」
真「雪歩!床に穴掘っちゃダメだってば!」
あずさ「あらあら今日も平和ね〜。香菜ちゃんももっと気楽にいきましょう?」
以下略
88
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 01:19:41.80 ID:DVmgneRAO
ミスティア「皆さん…。」
社長「そういう訳だよ香菜君。まあ、これからもよろしくお願いするよ!」
ミスティア「はい…ありがとうございます!」
以下略
89
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 02:03:02.53 ID:DVmgneRAO
―――二ヶ月後。
P「響子、香菜、やったな!“幻想Girls”の人気があのジュピターを抜いて断トツ一位ランクインだぞ。」
以下略
90
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 02:06:21.00 ID:DVmgneRAO
社長「どうだね君ィ、私の見立てに狂いはなかっただろう?」
P「はい。最初社長が『響子と香菜でユニットを組めば間違いなく売れる』と仰った時は半信半疑でしたが、現実に大ヒットしましたね。」
以下略
91
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 02:18:11.34 ID:DVmgneRAO
@ダンスルーム
この時間帯のミスティアと響子はフリーらしく、雪歩にダンスの稽古をつけていた。
以下略
92
:
名無しさん
◆CdVZJLjHGg
[saga]
2013/06/05(水) 02:22:10.09 ID:DVmgneRAO
前に小説を書いていたこともあって思っていた以上に長くなってしまった…。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!
98Res/40.97 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 社長「ティンと来た!」ミスティア「?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1370269328/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice