3: ◆aZDE4ZlPmtF7
2013/06/03(月) 23:55:23.73 ID:4fuW0mjj0
 セシリア「一夏さん……ちょっといいでしょうか?」 
 一夏「なんだ?」 
 セシリア「ちょっと、ここでは…皆さんがいない所へ…」 
 一夏「?、あぁ…」 
  
 一夏「で?なんなんだ?」 
 セシリア「シャルロットさんのことなんですが」 
 一夏「シャルがどうした?」 
 セシリア「…実は先日なんですが、シャルロットさんの部屋へおじゃまさせて頂いた時…シャルロットさんはシャワーを浴びてまして……で、その…普段大浴場を利用せずにずっと部屋で済ませていたものですから…その…気になって…覗いてみましたの……そしたら…シャルロットさんの体中に痣が…」 
 一夏「痣!?…どういうことだ?訓練中に怪我でもしたのか?」 
 セシリア「いえ…見たところ訓練での怪我のようではなくて…その、誰かに暴行を受けているような…そんな感じで…」 
 一夏「!?、シャルロットが誰かに……いじめられているってのか?」 
 セシリア「いえ、はっきりとはわかりませんの、その時シャルロットさんに問いただしたのですが、そんなことはない、と…でもなにかにすごく怯えているようでして…わたくしとは一度も目を合わせてくれませんでしたの」 
 一夏「ラウラならなにか知っているんじゃないか?同室だろ?」 
 セシリア「その時ラウラさんもいましたので…一緒になって問い正していましたの、ラウラさんも初めて知ったようでした」 
 一夏「……ちょっとシャルの所へ行って来る」 
 セシリア「!?待ってください一夏さん!無理に問いただせばシャルロットさんは傷ついてしまいますわ!」 
 一夏「でも誰かにいじめられてるんだろ!そうなら助けてやらないと!」 
 セシリア「まだいじめと決まったわけではありませんわ!今は…少し、シャルロットさんの様子を見ていきましょう」 
 一夏「……仕方ない…なら箒や鈴にも伝えておく」 
 セシリア「それがよろしいかと」 
  
  
 鈴「えっ?シャルロットが!?うそ……」 
 一夏「まだ決まったわけじゃないがな…でもおそらく…」 
 鈴「………そうなんだ…じゃあさ、シャルロットに直接」 
 一夏「いや、まだだめだ!無理に問いただせばシャルが傷つくかもしれないからな、少し様子を見ようと思う」 
 鈴「そう……じゃあ、私も注意深く観察してみるから、あんたも何か分かったら私に報告しなさいよ」 
 一夏「あぁ、そのつもりだ、よろしくたのむぞ」 
 鈴「まかせといてよ♪」 
  
  
  
 一夏「これで全員に伝わったか…千冬姉は…いや、あまり大事にするのはよくないか…千冬姉なら無理やりにでも聞きだそうとするだろうし…ん?」 
 シャルロット「………」 
 一夏「おーい!シャル!」 
 シャル「!?…ぁ…い、一夏…」 
 一夏「よっ、今から飯食うだけど、一緒にどうだ?」 
 シャル「え…ご飯…う、うん…いいよ」 
 一夏「よし、じゃあ食堂へ行こうぜ」 
  
 ラウラ「……ふんっ、一夏と飯か……いいご身分だな」ニヤ! 
  
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