過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/21(金) 20:17:09.45 ID:GdPG4Da50
僕の、想い?
それは、僕に謝れというのか?
悪かったと、疑って済まなかったと?
たしかに彼女は僕を必要としていたし、用済みとも思っていなかった。
しかし、それでも僕はもう、彼女の傍で彼女を守ることは出来ない。
セイバーのおかげで理性を取り戻してはいるが、そんなものは一時的だ。
もう自分を、『もう一人の僕』を制御する力は――――――僕にはない。
そもそもバーサーカーとして召喚された時点で、僕を自制する力も経験も能力も全て根こそぎにされている。
『もう一人の僕』の制御は、彼女の魔力に頼るしかない。
その彼女も、魔力は底を尽きかけているんだ。
例えこの場で令呪を使わずに済んだ所で、彼女の魔力で制御出来なくなった『もう一人の僕』を押さえつけるために、使わなければいけない時が必ず来る。
そうなったら僕はどうすればいい?
いや、それだけならまだ良い。
その展開になって一番恐れているのは、あの時殺しておけばよかったと思われることだ。
暴走した僕を前に、どうせ殺すならあの時に自害させておけば良かったと。生かしただけ迷惑が掛かったと、そう思われるのが一番怖い。
だから、いま―――――殺してくれ。
「そうじゃない。―――彼女が言ったみたいに、君も言うんだ」
彼女が言ったみたいに?
それは―――――――――
「バーサーカー。君は彼女のことを、どんなふうに思っていた?」
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