過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/06(木) 20:48:03.97 ID:NRoJz5Hd0
「参るでござる!忍の戦闘法、とくと見るがいい!!」
そう言って、アサシンは跳躍した。
ライダーを霞めるように、斜め前へとその身を飛ばす。
もちろんライダーは、その動きを見逃すまいと視線でアサシンを追ったのだが―――
「―――ぬ!?」
太陽。
目に入ったのは煌々と光る太陽とだった。
アサシンが跳躍した方向とは、つまり日の指している方向で、それを背にしての目眩ましを画策したわけだ。
「―――――鳳凰天舞うぅ!!!」
火炎を纏った蹴り。
ライダーに視認出来たのは辛うじてそこまで。
――――――――――しかし、それで十分。
高速の踏込を、後ろに振ればいいだけだ。
距離にして2m程度だが、蹴りを回避するには十分すぎるくらいだろう――――。
「―――飛天驟雨うぅ!!!」
と、回避したはずのライダーに痛みが走る。
アサシンが何をしたのか一瞬分からなかったが、腕に刺さったそれはどうやら、蹴りとほぼ同時に投げられた釘のようだ。
「―――ふん!小細工ばかりだな!!」
「忍法とはそういうものでござるよ――――――さあ、爆ぜるでござる!!」
「――!?」
アサシンの言う通り、その釘は爆ぜた。
ライダーは爆破と同時にさらに身を後ろに振ることで、爆風の被害を最小に留める―――――
そこに向かって―――
「―――――破龍玉砕いいぃ!!!」
―――爆風を突き抜け懐に飛び込んできたアサシンの、火炎を纏った両掌底が撃ち込まれる!!
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