過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[sage saga]
2013/07/04(木) 20:08:15.27 ID:e43Do58R0
僕達が衛宮家に到着したのは遠坂の言った通り、それから約五時間後のことだった。
夜中の11時も終わりを迎えようという時間帯である。
ここからはそれぞれの部屋に分かれて休息を取るつもりだ。――――つもりだった。
作戦会議は5時間の間で(明確な指針が決まっていないとはいえ)十分に出来たため、まずは体を休めることを優先した。
―――――――しようと、思った。
しかし、そう簡単にことは運ばない。
「おい、慎二―――――――これって、桜の靴だよな……」
「……しかも一張羅だな。――…靴にこの表現は使えないかも知れないが」
その一張羅の靴が、――――衛宮家の玄関に脱ぎ散らかされていた。
慌てていたのか、それともそういう演出なのか。
ちなみにランサーの靴は――――――無い。
「今日は一体何連戦させれば気が済むのよ……」
早朝のランサーに始まり、アサシンはライダーと、セイバーとアーチャーはバーサーカーと。
そこへ乱入したハザマと戦い、帰ってきてみればまたランサーか……。
「とんでもないハードさだな……」
ランサーの靴が無いのは、サーヴァントである以上不思議ではない。
奇襲の意味もあるだろう。そういう作戦をランサーが選ぶかは別として。
……むしろプレッシャーを与えるために靴を綺麗に揃えておいたりしそうだ。
「アサシン、覚悟はいいか?」
「無論でござる。どこから掛かってきても問題なく対処できるでござるよ」
僕達は、まるでこの家がダンジョンであるかのように、ゆっくりと奥へ向かう。
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