過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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290: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/07/05(金) 20:56:11.58 ID:tohHNhnh0

あれからなんふんたっただろうか
もうおぼえていないくらいまえからなにもかんがえられない
ぼくのせいしんはとっくにしんでいるというのに
さくらはこのじごくをやめてはくれない

「『――――というかそもそも義妹に欲情する変態が何を言ったって無駄ですよ。』」
「『いくら必要なことだったとはいえあそこまでします?調子に乗ってたんじゃないですか?』」
「『なんなら最悪、血液でも良かったわけですしね。そこを考えないというのが兄さんの兄さんたる―――』」

「……桜、わかったから。そのくらいにしてあげて………」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

慎二が精神的にギブアップしたので、というかずっと前からしていたので、わたしは助け舟を出してやった。
桜が本気で怒っているなら止めないけれど、半笑いで罵倒しているのだから止めて正解だろう。
加虐的な快楽でも感じているんじゃないかと思うほどの、狂気を孕んだ笑み。
―――……まあ、慎二にはいい薬になっただろう。

「というか、ずっと言いたいことがあったのよ。本当はなにを置いてでも言うべきことが」

「『え?もしかしてわたし邪魔しちゃいました?』」
「『ごめんなさい……それってあれですよね、とっても大切な話ですよね。』」
「『たとえばほら、愛の告白とか……。』」
「『先輩へなのか兄さんへなのか、はたまたアサシンさんへなのかは知りませんけど…』」
「『まあそれなりに頑張ってください!わたしもそれなりに応援してます!ふぁいとー!』」

「それは誠でござるか!?いやしかし凛殿、拙者にはライチ殿という心に決めた女性が―――」

「そこ二人。黙ってなさい」

「『……はーい。』」

「えっ、と……済まぬでござる…」



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