過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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38: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/08(土) 17:59:40.07 ID:Grqqnsni0

「―――――ふざけるのも大概にしろ!!」

ついに痺れを切らしたライダーが、見えぬ敵に向かい極星十字拳を放つ。
その手刀自体は見切れるようなものではないが、斬ったのはアサシンの残像だけである。
動いているアサシンは―――――それだけで回避行動をとっているのだから。
その攻撃の隙を突かないほど、アサシンは甘くない。
甘くないどころか――――――全力だ。

「―――――――唸れえい!―――拙者の魂よおおおおおおお!!!!」

全速力の肘打ち。振り向きざまに、ライダーはそれを腹へと受ける。

「―――…ぐぬうう!!」

それだけでは終わらない。
腹部への打撃で前のめった顔面に、今度は反対の手で肘打ち。そこからさらに中段突き。

「――――――――――――この混沌とした世界に…!!」

足を大きく振り上げ顎への打撃、ライダーの体が地面から離れ――その体を地面へと叩き下ろすように、振り上げた足を落とす。
ライダーは着地と同時に敷石に跳ね返り、再び空中へ。

「――――――――正義の……鉄槌をおおおおおおおおおお!!!!!」

アサシンは浮くライダーの顔面をその手で掴み――――――教会の壁に向かって全速力で駆け抜ける!

「――――――萬駆!―――活殺!!―――大噴火あああああああああああああ!!!!!」

残像すら残るほどの光速で人間を叩きつけらた教会の壁は、轟音とともに崩れ落ちた。
しかしその程度で勢いは止まらず、教会のなかをそのまま駆け抜けたアサシンは、もう一つの壁―――つまり教会の内壁にライダーをめり込ませたところで、やっと勢いを落とす。

「………!!!!!!」

「――――――これが忍の体術う!!――――さあ、そろそろ構えをとってもいい頃合いではござらんか!?」





ここまで



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