過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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451: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/07/24(水) 21:34:38.62 ID:ts9FKADi0

柳洞寺[池周辺・茂み]


「士郎、聞いた?」

「ああ。慎二のやつ、こんなときに何言ってるんだか……」

「……はあ。やはりというかなんというか……。気付いてないのね……」

「?……どういうことだ?」

「慎二はこう言いたいのよ。『衛宮は石段に行け』」

「………」

「唐突に話題を振ったのは、わざと違和感を出して私たちに伝わりやすくするため。『今すぐに』は『急いで向かえ』。最後に士郎を貶めたのはあなたに対するメッセージだと示すためよ」

「そんなことしたら、俺達の存在に言峰が感づくんじゃ……」

「…もうとっくに感付かれてるわよ。慎二が気付いてるくらいなんだから」

「………それなら余計に怪しまれるだろ」

「その違和感は衛宮君を貶めることで上手く消してるわ。無茶な話題展開からの唐突な罵倒でも、慎二が言うなら違和感ゼロだもの。あいつ、綺礼の性格も読めてるし、なかなかやるじゃない」

「……じゃあ慎二は、なんで俺を石段に向かわせるんだ?」

「恐らくだけど……石段でアーチャーが戦っているわ。しかも、令呪が必要になるような相手と」

「……!」

「行きなさい、士郎。―――――ここは私が何とかするから」




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