過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/09(日) 20:01:46.31 ID:4Y2XpAXJ0
「……………――――フ――フハハハ!――よもや貴様のようなやつがあらわれようとはな!」
ライダーが、立つ。
あれだけの破壊をその身に受けてなお、堂々と両足で地に立った。
勿論、効いていないというわけではないのだろう。
―――――息は途切れ途切れで、足もどこかふらついている。
――――――――――――――――しかし、眼光は弱まっていない。
弱まるどころか―――――――――――より一層、鋭くアサシンを見据えていた。
「思ってもみなかったぞ。キャスター亡き今、おれと拳を交わせるものがいようとは!―……――ならばこちらもなんと極星の拳の伝承者として奥義を尽さねばなるまい!!」
祭壇を背に――――――――――――――――ライダーが構えを取る。
「帝王の拳、南斗鳳凰拳に構えはない――――――――だが対等の敵が現れた時、帝王自らが虚を捨てて立ち向かわねばならぬ」
両手は水平に、体幹は一線に。
その身を以て、十字を作る。
「すなわち―――――帝王の誇りをかけた不敗の拳!」
その名も―――――
「――――――南斗鳳凰拳奥義――――――『天翔十字鳳』!!!!!」
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